2004年04月24日
秩父 〜芝桜と武甲山〜
(埼玉県秩父市・横瀬町)


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横瀬
横瀬駅  このコーナーの第一回・奥武蔵ハイクのときにはゴール地点だった横瀬(よこぜ)駅が今回のスタート地点です。
 これから、秩父市の羊山公園の芝桜を見に行きます。普段利用している西武鉄道が、この芝桜について、しつこいまでに宣伝していたので気になったのです。
 この駅から徒歩20分とされているようだったけれど、実際のところ、20分で行くのはかなり難しいと思います。(特に公園内はかなりの人ごみで、なかなか速く歩けなかったです)
姿の池  横瀬駅から羊山公園へ行く間(公園の敷地内かも・・・)にある池です。
 つなぎの龍(下にある秩父神社の項目参照)が水を飲みにきたという言い伝えがあるそうな・・・

羊山公園・芝桜の丘
芝桜の丘 武甲山をバックに
マックダニエルクッション リットルドット モスピンク 多摩の流れ
 約11,700平方メートルの敷地に、245,000株の芝桜が植えられ(秩父観光協会のHPより)、色の違う株を利用して模様が作られています。
 また、このコーナーの第一回・奥武蔵ハイクのときに登った武甲山がよく見えます。

 翌日(4/25)に満開宣言が出されたということで、この日は、ほぼ満開という状態だったようです。
 でも、去年の写真と比べて、花の間から地面が見える箇所が多いようでした。

 この後、山に登るようなことも考えていましたが、時間に余裕がなさそうなので、近くを周ることにしました。

羊山公園・資料館など
武甲山資料館 資料館前からの武甲山 やまとーあーとみゅーじあむ
 羊山公園の中にある、姿の池を見下ろすような高台に、「武甲山資料館」や「やまとーあーとみゅーじあむ」があります。

 武甲山資料館は、石灰岩の採掘によって姿を変えてきた武甲山の、元々の姿を後世へと伝えるために設立された資料館です。武甲山に生息する動植物についてや、石灰石についての展示などもあります。
 やまとーあーとみゅーじあむは、板画家(版画ではなく…)棟方志功 の作品を中心とした美術館です。

秩父神社
鳥居 社殿 子宝・子育ての虎 つなぎの龍
 2000年以上の歴史を持つという神社です。現在ある社殿は、徳川家康の命によって、1592年(天正二十年)に建てられたものです。壁には、日光東照宮の「眠り猫」などを手がけた名工・左甚五郎の作とされる「子宝・子育ての虎」「つなぎの龍」といった彫刻があります。

 子宝・子育ての虎は、よく見ると、豹がまじっています。(当時、虎の群れの中には必ず豹を一匹描くという決まりがあったとか…)
 つなぎの龍は、夜になると水を飲みに行くために飛び回り、その際に田畑を荒らしてしまうので、鎖でつないでいるのだとか…(左甚五郎作の龍が水を飲みに行くという話は、東京・上野など、別の場所にもあるらしい)

西武秩父駅へ
武甲山  秩父神社から、西武秩父駅へと向かう途中に撮った武甲山です。
西武秩父駅  西武秩父線の終点・西武秩父駅です。駅舎は、スイスの山小屋をイメージしたというもので、関東の駅百選にも選ばれています。
 秩父鉄道の線路がすぐ脇にあり、乗り入れする電車もあります。(三峰口方面は、この駅に停車後、スイッチバックして南に向かう。長瀞・寄居方面は、この駅を通過し、御花畑駅に停車する。)

 駅構内にある商店街「仲見世通り」では、芝桜にちなんだお菓子などが売られていました。

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