2004年11月13,21.22日
”遊”名山30 挑戦記 その1


行った日 行程 遊名山30(ポイント) 市町村
2004年11月13日 横瀬駅→表参道一丁目→持山寺跡→武甲山→浦山口駅 武甲山(1304) (埼玉県)
横瀬町・秩父市
このサイトで、過去に一度とりあげた事のある武甲山です。
今回は、持山寺跡を経由するマイナーなルートで登りました。
8:36 横瀬駅
しばらくは、埼玉県・横瀬町)
 第一回・奥武蔵ハイク第四回・秩父のときにも登場した横瀬駅です。
 ここからは、しばらく第一回とは逆のルートを歩いていきます。
11:05 表参道一丁目

 登山道の一つ、「表参道」の基点です。

 ここには、「一の鳥居」と呼ばれる鳥居が有ります。 ただし「二の鳥居」とも呼ばれています。 というのは、かつては手前にもう一つ鳥居が有り、そちらが「一の鳥居」、この鳥居が「二の鳥居」と呼ばれていたからのようです。(あくまで推測、本当かどうか自信は無い…)

 鳥居の横には狛犬が居ますが、秩父地方特有の、「痩せた狼」タイプの狛犬です。
11:35 表参道十五丁目

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 分かれ道です。普通に武甲山に登るのならば、写真で右に見える階段の方へ行きます前回の下山のときもそちらから降りてきました。

 しかし今回は、左へ進み、持山寺跡を目指します。(左に行くと何があるのかというような案内板は一切設置されてません)

 後で分かったことですが、ここではなく、少し手前にある鉄板の橋をわたって進んで行ったほうが近道だったようです。
12:15 持山寺跡への分岐
 自分以外の人の気配はまったく無く、案内板もごくわずかしか設置されて無いというかなり不安を感じる道をしばらく進んでいきました。ただし、自動車も通れるような(一般車は進入禁止です)、整備された道です。
 ところどころ、車道(?)を外れた近道があり、そういう所には、木に赤や青のテープが巻かれていて、それが目印になります。

 そうしているうちにこの場所にたどり着きました。まずは、持山寺跡へ向かいます。
12:20 持山寺跡

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↑クリックすると内容が読めます
 横瀬町の町指定史跡(と看板に書いてある)・持山寺跡です。
 寺自体は跡形も無いですが、看板に書いてあるとおり、近くに竹林があり、滝の音が聞こえます。しかし、看板に書いてある内容はなんか怖い…

 ここから、先ほどの分岐点まで引き返して、シラジクボを目指します。
シラジクボへの道

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 「分岐点」からシラジクボへ向かう道ですが、かなり狭いです。ちょっと間違えれば斜面を滑り落ちてしまいそうです。
13:05 シラジクボ
(横瀬町・秩父市の境)

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 前回も来たシラジクボです。でも何故か看板が前と比べてえらく痛んでます。たしか左の立て札は、この先(長者屋敷の頭方面)が通行禁止だということが書いてあったはずですが、まったく読めません。
 写真には写ってませんが、今まで歩いてきた道の方には、崩壊箇所があって危険だとの警告がありました。
14:00〜14:25 武甲山
(横瀬町・秩父市の境)

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 このコーナーで取り上げるのは2回目で、それ以外でも1回登っている武甲山・山頂です。山頂でも、はるか下を走る秩父鉄道のSLの音が聞こえてきました。

 写真は、遊名山で指定された撮影ポイント、御嶽神社の前にある石碑です。

 今回は浦山口方面へ下山します。
15:10 長者屋敷の頭
この後はずっと 秩父市)
 シラジクボ方面との分岐点…のはずですが、どうもそちらの道は通行禁止らしいです。
 「長者屋敷」とは何なのか、私にも分かりません…。後に行くことになる、琴平丘陵に「長者屋敷跡」があり、恐らくそれと関係があると思うのですが。
16:00 橋立川沿いの道
    (長者屋敷登り口)
 ひたすら下り続けると、ここから川沿いの道になります。
 今まで下ってきた道の他、もう一つの登山道(長者屋敷の頭・シラジクボ間に通じているらしい)がここから出ていますが、そちらの道は危険だという警告がありました。
16:40 橋立堂(秩父札所28番)  断崖絶壁の岩壁を背にして建てられているお堂です。近くには橋立鍾乳洞もあります。
 ここまで来れば、ふもとは直ぐそこです。
17:05 浦山口駅
 秩父鉄道(秩父線)の駅です。 
 御花畑駅(西武秩父駅と隣接)までは二駅です。


行った日 行程 遊名山30(ポイント) 市町村
2004年11月21日 (ケーブルカー)御岳山駅→御嶽神社大岳山
→岩石園→七代の滝→御岳山駅
御岳山(929)
大岳山(1267)
(東京都)
青梅市・奥多摩町・
檜原村・あきる野市
御岳? 御嶽? みたけ? おんたけ?
9:00 御嶽駅(JR青梅線)
しばらくは、東京都・青梅市)
 JRのホリデー快速を利用して、御嶽駅まで来ました。私と同じように御岳山へ向かう人がかなり多く、電車はまるで通勤ラッシュのような状態でした。
 駅前から、バスを使ってケーブルカーの駅へ向かいます。やはりバスの混雑も激しいです。
9:30 滝本駅(ケーブルカー)
9:40 御岳山駅(ケーブルカー)
 京王電鉄のグループ会社、御岳登山鉄道が運営するケーブルカーです。 バスを降りてから駅までは、距離が短いながらも急坂を登らなくてはなりません。
10:20 武蔵御嶽神社

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 御岳山にはケーブルカーで登れるので体力は使わない…なんて思ったら大間違いです。
 ケーブルカーの駅の標高は831m。そして、山頂にある御嶽神社の標高は929m。つまりケーブルカーを降りてから100m近く自力で登らなくてはなりません。
 ただし道の脇には民家や土産物屋が立ち並んでいて、あまり「登山」という感じではありません。この神社も含め、山頂付近とは思えない立派な町になっています。
11:00 岩石園方面からの道との合流点
(青梅市・あきる野市の境)
 御岳山から大岳山方面へ向かう道はいくつかに分かれています。奥の院・鍋割山を経由していくルートや、岩石園を経由していくルートなどです。
 私はそのどちらでもない真ん中の道を選びました。

 しばらく進むと東屋(あずまや)があり、そこが岩石園を経由する道との合流点でした。(帰りはここから岩石園方面に行きました)
11:20 芥場峠(?)
(青梅市・あきる野市の境)
 ここが、何という場所なのか、案内板には書いてありませんが、どうやら芥場峠という所のようです。

 今まで来た道も、左の道も岩石園に通じています。
 また、ここから5分ぐらい先へ進むと、奥の院・鍋割山を経由する道との合流点があります。
11:50〜12:15 大岳山荘・大岳神社
(檜原村)
 「滑落注意」などの警告が飽きるほど掲げられた道をひたすら登っていきます。確かに岩が多くて足場はあまり良いとはいえません。でもそのわりに登山者が異様に多いです。
 しばらくすると、この山荘にたどり着きます。山荘の前には休憩所兼見晴台のような場所があります。
 また、近くには、大岳神社という小さな神社があります。
12:40〜13:20 大岳山
(檜原村と奥多摩町の境)
 大岳神社の前を通り、30分ほど登り続け、山頂に到達しました。やはり人が多いです。

 私は当初、ここから奥多摩駅方面へ向かおうと思っていましたが、大岳山荘前にあった地図によると、その道は危険だということなので、今来た道を引き返すことにしました。
13:40 大岳山荘
14:10 芥場峠(?)
14:30 岩石園方面への分岐点
 もと来た道を引き返すだけではつまらないので、「岩石園」とやらを見てみようと思い、東屋がある分岐点からそちらへ向かいました。
14:40 綾広の滝
この後しばらく 青梅市・あきる野市の境)
 岩石園の端っこにある、細い滝です。周囲には鳥居のようなものや、石碑があり、なにやら神聖な場所のようです。
岩石園(ロックガーデン)

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 岩石園とは、昭和初期に整備された川沿いの遊歩道です。紅葉の季節でもあり、かなり美しい景色です。
15:15 天狗岩  天狗岩という巨大な岩があり、この場所で岩石園は終わりです。ここで道が二つに分かれています。どちらも御岳山に通じていますが、片方は「七代の滝」を経由します。
 せっかくだから七代の滝を見てみようと思ってそちらに向かいましたが、これが結構大変でした。
15:30 七代(ななよ)の滝

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 鉄の階段が設置されている道をひたすら下り続けると、この滝がありました。これが七代の滝だとこの時は思いましたが、実は、七代の滝とは連続した7つの滝であり、この滝はその7つのうちの1つに過ぎないのでした。

 なお、この滝を見るまでにかなり下りました。この後、険しい登り坂が待っています。もう後は下るだけだと油断していので、この登り坂はかなり苦しかったです。
16:20 御嶽神社付近
(青梅市)
 七代の滝からの登りを何とか乗り越え、御嶽神社の門前に戻って来ました。食堂でうどんを食べ、ケーブルカーの駅まで歩いていきました。


行った日 行程 遊名山30(ポイント) 市町村 区
2004年11月22日 箱根山(都立戸山公園内) 箱根山(45) (東京都)新宿区
標高45m
箱根山(東京都新宿区)
 東京都新宿区、早稲田大学などの近くにある人工の山です。 周囲は「戸山公園・箱根山地区」と呼ばれる公園です。

 江戸時代、この場所には尾張藩の屋敷があり、その庭園に箱根を模した山を造ったというのがこの山の始まりだそうです。

 撮影ポイントの石碑は、東側の中腹に有ります。私は西側から来たので、見つけるのにちょっと時間がかかりました。

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