2004年 12月18日,12月23日
2005年 1月29日

”遊”名山30 挑戦記 その4


行った日 行程 遊名山30(ポイント) 市町村
2004年12月18日 (西武秩父駅からのバス)→三峯神社→(ロープウェイ・バス)→三峰口駅

影森駅→琴平神社→長者屋敷→398.8mの三角点
→武甲山登山口跡→羊山公園→西武秩父駅
三峰山(1102)

琴平丘陵(399)
(埼玉県)
大滝村・荒川村
秩父市
※合併により、大滝村・荒川村は2005年4月1日より秩父市の一部となりました。
三峰山は非常に楽に1000ポイント以上稼げます。
でも「三峰」?「三峯」?
9:45 西武秩父駅(秩父市)

(クリックで拡大)
 西武秩父線の終点・西武秩父駅です。

 向かい側のホームには、この区間では珍しい黄色い電車が止まっていました。(大抵は白い4000系が使用されています)
 実はこの車両は、この日をもって引退となった(旧)101系です。私の他にも写真撮影している人が数人いました。
<西武観光バス \900>
10:10 西武秩父駅

(10:40 三峰口駅(荒川村)


11:35 三峯神社バス停
(大滝村)
 土・休日のみ運行されているバスで三峯神社へ向かいました。
 途中で停車するのは、三峰口駅(秩父鉄道の終点)と大輪(ロープウェイの駅がある所)だけです。

 道幅が狭いところが多く、バスの運転は非常に大変そうに見えました。
三峯神社(大滝村)

(左右どちらもクリックで拡大)
 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)ゆかりの由緒有る神社です。

 バス停から少し登っていくと鳥居があります。その左右にある狛犬は、武甲山登山口でも見た、狼タイプです。
 拝殿方面へは、鳥居をくぐらずに、前を通り過ぎて行った方が近道のようです。

 撮影ポイントの拝殿(本殿ではない)は、とてもカラフルな装飾が施されていました。
12:30 ロープウェイ乗り場(大滝村)

左:ロープウェイ乗り場
右:妙法ヶ岳(クリックで拡大)
 下まで降りるのには、ロープウェイを使いました。
 乗り場からは、三峯神社の奥の宮がある、妙法ヶ岳がよく見えます。(写真で、ラクダのこぶのように出っ張った形をしているところ)

 また、ロープウェイからは、遊名山の一つ、秩父御岳山もすぐ近くに見えます。
12:40 大輪(大滝村)
 ロープウェイの下の駅がある所です。駅からは、「竜門の滝」が見えます。

 ここからバスで三峰口駅へ向かいました。
13:15〜13:56 三峰口駅(荒川村)  駅前の店で昼食をとりました。そして、次の目的地・琴平丘陵へ向かおうとしましたが、電車の時間までしばらく時間があったので、駅の近くにある、昔使われていた車両が展示されている「車両公園」へ行って時間を潰しました。
14:15 影森駅(以降は秩父市)  秩父鉄道の影森駅です。以前にこのコーナーで訪れた、御花畑駅蓑山などのときと浦山口駅武甲山のときの間です。
14:35 琴平神社
 工場の中を通り抜けていったりして進んでいきました。ここから山道に入ります。
14:50 秩父修験堂
 目の前に突然立派な仏像が現れました。
 そしてその後ろには、秩父修験堂という建物がありました。 なんかの修行場のようです。

 人里に近く、標高もたいして無いわりには、アップダウンが激しく、意外と楽では無いです。
 
15:08 長者屋敷跡

(クリックで拡大)
 長者屋敷跡…
 すぐ東には武甲山が見えます。しかも、「長者屋敷の頭」武甲山から降りてくるときに通った場所を見上げるような角度です。
 でも結局、「長者屋敷」とは何なのかわかりませんでした。

 なお武甲山はこの後もずっとすぐ近くにに見えます。ただ、削られているのがはっきり見えて、痛々しいですが…
15:27 398.8mの三角点
 撮影ポイントです。でもかなり地味な場所です。この企画の参加者以外では、ここで写真撮影をしよう思う人などあまりいないと思います。

 ここまで、登ったり降ったり、突然岩場になったり、どちらが正しい道なのか分かりにくい所があったりと、たいした標高でもないのに、気が抜けない状態が続きました。
15:50 武甲山入口跡

(クリックで拡大)
 「武甲山入口」の石碑です。
 かつてはここから登山できたのですが、石灰岩採掘の為に、昭和60年に閉鎖されてしまっています。
16:17 羊山公園・芝桜の丘

(左右どちらもクリックで拡大)
 羊山公園に出てきました。なんとなく芝桜の丘へ寄ってみました。
 すると、12月だというのに、一部の花が咲いていました。

 よく考えてみたら、ここで羊山公園に出るのだから、前回無理矢理来た意味が全然無かったです。
16:55 西武秩父駅 終了



行った日 行程 遊名山30(ポイント) 市町村
2004年12月23日 (飯能駅からのバス)さわらびの湯バス停→白谷沢
→ゴンジリ峠→棒ノ嶺(棒ノ折山)→ゴンジリ峠
→黒山→岩茸石山→高水山→軍畑駅
棒ノ嶺(969)
高水山(759)
埼玉県名栗村→(東京都奥多摩町)
東京都青梅市
※合併により、名栗村は2005年1月1日より飯能市の一部となりました。
「棒ノ嶺」とは「棒ノ折山」の誤記だったけれど、それで定着してしまったらしいです。
埼玉県側の案内板には「棒ノ嶺」、東京都側の案内板には「棒ノ折山」と書かれています。


(川又・名栗湖入口バス停〜)さわらびの湯バス停〜棒ノ嶺(〜上日向バス停)関東ふれあいの道「水源のみち」
(上日向バス停〜)棒ノ嶺〜岩茸石山(〜御嶽駅)関東ふれあいの道「山草のみち」でもあります。
8:50 さわらびの湯バス停(しばらくは名栗村)

(クリックで拡大)
 飯能駅から、バスに乗り、「さわらびの湯」バス停にやってきました。約1年前に名郷へ行った時と比べて、ずいぶんとバスの本数が増えたみたいです。(ちなみにこのバス停は名郷よりも手前。ここを経由しないバスもあるので注意。)

 ここからは東へ行っても、西へ行っても、棒ノ嶺への登山道があります。今回は、西の有間ダム付近から登る登山道を使います。
9:05 有間ダム・名栗湖

(クリックで拡大)
 しばらく車道を歩き、有馬ダム(名栗湖)へ向かいました。
 そして、ダムの上を歩き、湖の淵を回りこむようにして、登山口へと進んで行きました。
9:18 白谷沢登山口

 ここから、「白谷沢(しらやざわ)」という沢沿いの登山道に入ります。
 立て札があり、冬季の結氷時や大雨の後は別の登山道を使うようにとの注意書きが書いてありました。少々不安でしたが、この時期ならまだ大丈夫だろうと判断して、進んでいきました。
白谷沢(しらやざわ)

(クリックで拡大)
 登っていく間には、数多くの滝を見ることが出来ます。
 また、写真のように、完全に沢の上を歩くような場所もありました。
 綺麗ですが、やや怖いです。確かに、凍っていたり増水していたりしたら、とんでもなく危険だろうと思えます。
10:18 林道大名栗線と交差
 舗装はされていませんが、車道です。
 こんな高いところに道路を造るなんて、よくやるもんだな…と感心する一方、ここまで歩いて登ってきたことがやや虚しく感じられました。
10:29 岩茸石

(クリックで拡大)
 名栗方面からの別の登山道との合流地点にある岩です。

 「岩茸石」というからには、キノコが生えてきたりしたのだろうか?
10:51 ゴンジリ(権次入)峠
(名栗村・奥多摩町の境)

↑名栗湖方面(クリックで拡大)
 青梅市方面からの登山道との合流地点で、埼玉県・東京都の境でもあります。

 先ほど脇を通ってきた名栗湖がはるか下のほうに見えます。
11:06〜11:19 棒ノ嶺(棒ノ折山)969m
(名栗村・奥多摩町の境)

(クリックで拡大)
 ゴンジリ峠から、ひたすら真っ直ぐな登り坂(階段になっている)を進んでいくと、山頂にたどり着きます。

 山頂はとても広く、展望も良いです。
 でも、かなり寒いです。霜柱も立っていました。
11:29 ゴンジリ峠   一旦ゴンジリ峠まで引き返し、黒山・高水三山方面への道を進みます。
11:47 黒山 842.3m
(名栗村・奥多摩町・青梅市の境)
 市・町・村(当時)にまたがる山頂です。
 案内板を見ると、埼玉県側では「棒ノ嶺」と表記されていた山名が、「棒ノ折山」に変わっています。
12:12 逆川ノ丸(雨沢山?) 841m
(奥多摩町・青梅市の境)
 「逆川ノ丸」という看板が有りました。山頂…なのだろうか?
 なお、私が持っている地図には、「雨沢山」という841mの山頂がこの辺りに書かれています。
13:23 名坂峠(奥多摩町・青梅市の境)  岩茸石山の山頂のすぐ近くにある峠です。昔は多くの人の往来があったらしく、ここの峠道は都道に指定されているみたいです…がただの山道にしか見えません。

 このあたりはアップダウンが激しいです。でも、休憩しようと立ち止まると、寒くて辛いです。
13:34 岩茸石山 793m(以降は青梅市)

左:山名の看板
右:北東側の風景(飯能方面?)(クリックで拡大)
 高水三山の最高峰、岩茸石山です。
 ここからは、高水山への道と惣岳山の道に分岐します。(いずれも高水三山の一つ)
14:12〜14:25 高水山 759m
 今回の二つ目の目的地、高水山です。
 花の百名山の一つであり、岩茸石山・惣岳山と合わせた「高水三山」として関東百名山にも入っています。

 あまり展望は良くありません。
14:32 常福院(高水不動尊)

(クリックで拡大)
 山頂の直ぐ下にある寺院です。その割にはかなり立派です。
15:55 軍畑(いくさばた)

(クリックで拡大)
 集落の中の道をしばらく歩き、JR青梅線の軍畑駅にたどり着きました。
 無人駅です。



行った日 行程 遊名山30(ポイント) 市町村
2005年1月29日 長瀞駅←→(ロープウェイ)←→宝登山

(長瀞駅から徒歩)→岩根神社→葉原峠→野上駅
宝登山(497)

岩根山の葉原峠(470)
長瀞町・寄居町
蝋梅に包まれた宝登山と、雪に埋もれた葉原峠
10:14 長瀞(ながとろ)
(しばらくは長瀞町)

(クリックで拡大)
 埼玉県では数少ない観光地の一つ、長瀞です。この時期は、宝登山の蝋梅(ロウバイ)を見に行く人々で賑わっています。冬季はやっていませんが、荒川でのライン下りも有名です。

  秩父鉄道の長瀞駅から、宝登山のふもとを目指して、真っ直ぐに歩いていきました。

 ちなみに、西武線の駅と、この駅を往復するのには、「秩父フリーきっぷ」がお得です。
10:25 宝登山神社
 宝登山のふもとにある神社です。
 かなり遅いですが、2005年の初詣になりました。
10:37〜11:00 ロープウェイ乗り場

(クリックで拡大)
 ロープウェイ乗り場ですが、写真のように長蛇の列ができていました。
 歩いて登ることも出来なくは無いのですが、道が雪解けで水浸しになっているらしいので、おとなしく順番待ちをすることにしました。
11:05〜12:10 宝登山

(左の写真は、クリックで拡大)
 ロープウェイを降りて少し歩けば、蝋梅園に着きます。
 派手さは無いものの、温かみを感じるような、淡い黄色の花に辺りは包まれていました。(っていまいち言葉でうまく表現できてないな…)

 蝋梅園の中を歩いていたら、いつのまにか山頂に着いていました。ちなみにこの時期は、山頂の看板だけでなく蝋梅園で撮影したものも、”遊”名山の写真として認めるという特別ルールが適用されていました。
12:30 長瀞駅
 駅に戻りました。次の目的地・岩根山の最寄り駅は、隣の野上駅です。 しかし、次の電車が出るのは約30分後でした。
 地図で見る限り、たいして長い距離ではないので、ここから徒歩で向かうことにしました。
12:55 西武長瀞ホテル
13:08 岩根山徒歩入口
 荒川沿いの道を北へ向かうと、「西武長瀞ホテル」がありました。ここで右に曲がって荒川を渡りました。ちなみにこのホテルの宿泊券は、”遊”名山を完全制覇した際に、抽選でもらえる場合があります。

 荒川を渡った先でまた北へ少し進むと、写真の案内板がありました。
岩根神社への道
 車道と合流したり分かれたりを繰り返しながら登っていく道です。
 段々と雪が積もっている部分が多くなってきました。
13:45 岩根神社

(クリックで拡大)
 小さな集落の中にある神社です。
 この辺りは、つつじの名所・「岩根山つつじ園」でもあります。
葉原峠への道
 岩根神社から葉原峠までは車道歩きです………が、雪がどんどん深くなってきました。 宝登山よりも低いはずなのに…
 また、倒木も多いです。
14:25 葉原峠

(クリックで拡大)
 葉原峠に到着しました。でも、ただの車道脇にしか見えません。
 撮影ポイントはむしろ岩根神社の方がいいんじゃないかと思ってしまいました。
15:10 岩根神社
16:10 野上駅
 西武長瀞ホテルのところまで引き返し、そこの交差点を直進すると、野上駅に着きます。
 なおこの駅は、ぎりぎりで西武の「秩父フリーきっぷ」が利用できる範囲内にあります。

”遊”名山30 挑戦記の目次へもどる

「旅のコーナーっぽいもの」へもどる
TOPページへもどる